とある夏の1日
”夏は人を成長させる”
これはある映画監督が残した言葉
日々日常を過ごしている中で
”達成感”
を味わう瞬間はほとんどない
毎日に追われ
気がついたら1ヶ月、また1ヶ月と過ぎていく毎日
そんな中で今年は
40kmの山道を徒歩で歩くということに挑戦した。
晴天に恵まれ、気温は30度を超える真夏日
台風の次の日ということもあり
空の青は青さを増していた
普段歩かない分
20km地点くらいから
足のつま先 スネ 太腿へと
徐々に痛みと 筋肉がパンパンになり
歩くことすら難しくなっていた
そんなことをしていると
普段の生活でのストレスや仕事でのストレス
人間関係など
そんなものは本当にどうでも良くなるくらい
歩くことだけに集中している自分がいた
先を見すぎても落胆するばかり
現実は一歩一歩自分で歩まなければならない
この挑戦はそんなことを教えてくれた
そして
ゴール付近のトンネルが見えた時
それは新しい何かを手に入れた気がした瞬間だった
この先いくつもの試練があっても
僕はこの日を忘れない
また夏に向けて