登山初陣 昇仙峡
登山初陣
1000m級の山
昇仙峡へ
完全に体力の衰えを感じた
急勾配を言い訳にするわけではないが
他の人と比較すると
明らかに
足取りが重い
登山中
こんなの仕事してた方が楽だ
とか思ってしまったり
帰ろうと思ったことが何度もあった
まだ空が見えぬ
森の中を
登り続けている時は
まるで
明るみに出ない努力を続けているようだった
でも考えてみると
人生なんてそんな時しかない
明るみに出て
世に出て
評価されることなんて
最後の最後にしかない
時折差し込む日差しは
自然界からのフォローのように思えた
同行したメンバーの励ましもまた
僕の足を動かした
登り切った時
今までのきつい思いなど忘れていた
自然が織りなす景色と
その偉大さ
全てが小さいことに思えた
”人生の答えは大体登山が教えてくれる”
それが今日の登山での答えだ